「住まいを確立するということは、単に寝床を確保すればよいということではない。そして、単に一度の大地震で家が倒壊しなければ十分、ということでもない。
何度地震が来ても、どんな大きな災害が生じても、それまでと同様に快適に生活できる空間として維持される。
万が一、住めなくなったとしても、そこで生活していた期間に家族間の、そして地域における人と人との絆をしっかりと育むことができ、いざというときにつながりが築かれている。
「住まい」には、それだけの期待が掛けられて然るべき、ということがはっきり意識できたのです。
なぜなら、何千万円もの大枚を叩く買い物だからです。
一生のうちに一度しか出来ないかもしれない、高額な買い物だからです。
ところがどうでしょう、3.11 以降の住宅関連の広告に目を向けて気付くことがありませんか?」
……まえがきより


3.11以後も、何も変わらない住宅広告に唖然

非常に嘆かわしい。悲しくて仕方がありません。

皆さんもお気付きでしょうか。3.11の東日本大震災以前・以後で、新聞等に挟まれている住宅広告を見比べてみてください。

あれだけの苦痛を経験し、その痕跡は決してぬぐえていないにも関わらず、何も変わっていないんです。

住宅の強さ、住まいのあり方、そして家族の絆や幸福の定義付け

この不甲斐なさは、いったい何を示していると思いますか?

その理由は、実は簡単なことだったんです。住宅をつくる専門業者である住宅メーカーや工務店は、実際には何も知らないユーザーと意識レベルが同じぐらいであり、建築業者そのものが、実際に「いい家」に住んでいないので、提案内容が変わらないのです。


あなたもそれでよいのでしょうか?

家を失うということは何を意味するのでしょうか。

住まいをつくるというのは何を意味するのでしょうか。

もっと根本的に考える必要があります。「夢のマイホーム」とか「家族の幸せのために」という曖昧(あいまい)なキャッチコピーをいまだに使っている建築業界。

実際には家族の絆が弱くなってしまうような仕様の家を提供していながら、ユーザー側にプランニングの一端を担わせて、「自分たちはお客様が望むオーダーメイドの形で夢を実現しているのだから、ユーザー満足度が高い家づくりをしている」と勘違いしている建築業者。

あるいは儲け主義に走って何も変化しない経営陣。

『このままではいけない』

そう思い、私、松岡在丸(まつおかさいまる)は決意しました。家づくりに対する意識をもっともっと正しい方向に導かなければならない、そのためにユーザーにとって本当に助けになる、真の指針となるものを提供しなければならない。

2011年11月24日、新刊を発行いたしました。


クリスタル・ハウス松岡邸の住人の声

この本の特色の一つは、2009年に完成し、実際にそこに住んでいる松岡の家族の生の声がインタビュー掲載されていることです。

愛する妻と子供たちが何を思ってこの家に住んでいるのか。この家があることで何が変化しているのか。家族の絆についてどう感じているのか。

「家」を単なるハード面から語るのではなく、重要なのはそこに住む人たちのライフプランという「ソフト面」であるということに注目し、家の建て方だけではなく「使い方」を意識したプランニングの仕方を学べる、他にはないアプローチの本になっています。


すでに本を読んだ関係者の声

「そうか、幸せのために家づくりをしようとするから失敗するのか!」

「人が住まいに求める本能的・本質的な必要というのが何なのかがはっきりわかりました。」

「これは実際にクリスタル・ハウス松岡邸見学しないわけにはいかない。」

「考えてみれば当り前なことだったのに、建築業界の宣伝に煽られて、真実が見えなくなっていたことがわかった!」

「新築にするかマンションにするか、二世帯にするべきか。悩むことが多いとしても、この建て方ならすべてを解決できるということを知りました。」

いかがでしょうか、他にどんな住宅ノウハウ本が、上記のような感想を読者から引き出すことができるでしょうか。

書店には住宅ノウハウ本はあふれかえっています。しかしそれらのどれも、家を建てる根本的な問題には触れていません。

根本的な問題とはなんでしょうか?

それは、幸せは家に起因するのではなく、そこに住む人間に起因するのであり、そこに住む家族がのびのびと安心して成長できる「巣」として建物がしっかり機能し、その機能を持った家をどのように使いこなしたらよいのか、という指針となる「考え方」を培うことが、今の日本のどの住宅に住んでも身に付かない、ということです!


この本で扱われる内容

では、この本の目次について抜粋してご紹介します。

まえがき − 大震災に勝つ!!家族が安心して100年以上、使い続けられる家

Part1:住宅メーカーで家を作るのはやめなさい!
 ●「30年でくさる家」「100年持って資産になる家」

 「日本の住宅寿命は30年」から「100年持つ家」へ
 なぜ、建築・住宅業界は「30年しか持たない家」だけなのか?
 何のための、誰のための家なのか?
 「家族の絆を強くする」幸せを呼ぶ家づくり!
 「三代持つ家」こそ、家族が幸せに暮らせる

Part2:100年持つ!最高の木造住宅を「安く」「無垢材」でつくる方法
 ●M9でも大丈夫! 安心・安全・頑丈な家づくり

 目からうろこがポロポロ!! 驚くべき理想の家づくりの集大成
 わがクリスタル・ハウスの住人たちの声
  ◆大地震で実感した大黒柱のすごさと室内のクリアさ!
  ◆理想の家に住んでみて
  ◆家族みんなが明るく安定する家
  ◆対象にふさわしい人間に成長する家
 「どうしたら、松岡さんのご家族のようになれるんですか?」
 「家族が本当に幸せか?」
 私の家づくりが成功した理由
 広いLDKで家族の団欒(だんらん)、それが明るい家になる
 親が持っているものは、すべて子供たちに伝え、与える
 いい家に住んでいるとソフトも豊かになる
 ティンバーフレーム工法とは?
 7寸角の太い国産無垢材が室内に露出
 強度は、一般住宅の9倍!
 プラス100万円で!! 国産の無垢材は丈夫な構造材になる
 できるだけ自然素材を使おう
 どっしりとした大黒柱があるだけで子供の教育になる
 本物をできるだけ長い期間、大事に使う時代
 国産材を使った家づくりこそ日本が生き残る道
 自宅介護や最期を迎えられる家に
 何度地震が来ても倒れない家
 歴史とテクノロジーが証明
 安心感と存在感のある意匠性
 「山林から住宅まで」一元管理がおこなわれている「チームミヤザキプロジェクト」
 耐震等級3!! 家族が幸せになれるいい家
 大きな空間の中で暮らしていると、人間は大きくなる
 良いコミュニケーションが取れる秘訣とは?

Part3:住宅で失敗しない!7つの自己防衛策
 ●あきらめないで良かった! 30年後に誰もが欲しがる家

 なぜ住宅には、自己防衛が必要なのか?
 住宅で失敗しないための準備
 ポイント@
 ディテールにとらわれるのではなく、正しい優先順位を見極めよう

  優先順位を間違えると取戻せない
  家づくりに必要不可欠な地耐力の調査
 ポイントA
 実際にいい家に住んでいない建築家の言うことを鵜呑みにしないで

  失敗する家づくりの典型的なパターン
  30年で壊れることを前提にした家づくり
  建築家は専門外のことは知らない
 ポイントB
 子供のことを第一に考え、家族のコミュニケーションが阻まれないように

  二階建てに引っ越しても不幸になるわけ
  子供が非行に走らないための住まいとは?
 ポイントC
 ライフラインが途切れたときにも自立できる建物とライフスタイルを

  これから求められる「サバイバルな観点」
 ポイントD
 常識に支配されず、相反することでも実現できる方法を学ぼう

  完成度を高めるためには決して妥協しないこと
 ポイントE
 資産価値が残るプランで、30年後に誰もが欲しがる家に

  「持ち家が得をする」には何を実現すべきかを考える時代
 ポイントF
 住むことだけではなく、みんなで楽しむことを考えよう

  家が楽しければ家族が健康で絆も深まる

Part4:プラス100万円で、構造躯体は100年住宅仕様になる
 ●大震災に勝つ! 建てた方全員が絶賛する家とは?

 「大震災に勝つ本物の家」を知るには、現場を見ること
 20〜30年でダメになる日本の住宅
 疑問だらけの日本の住宅
 日本の風土に合った湿度をコントロールする「呼吸する家」
 100年住宅に欠かせない無垢の国産材
 「新建材」と「無垢材」はこれだけ違う!
 古民家との違いは洋風のライフスタイル
 丈夫な骨組みと最新設備で快適な住まいを

Part5:家づくりを始める前に、あなたがすべきこと
 ●2万人以上が、心底、納得した家が、ここにある!

 土地と家とは一体である
 失敗しない土地選びの重要ポイント
 頑丈さの秘訣は地盤調査
 健康を左右する「日当たり」も要チェック
 本当のいい家を最もリーズナブルな価格で実現する方法
 住宅展示場のワナに気をつけよう
 住宅展示場でのチェックポイント
 展示物ではなく、実際に何年も人が住んでいる「本物」を見よう
 住宅メーカーは広告宣伝で持っている
 私が「住環境アドバイザー」を始めたわけ
 間違った理想像を捨てよう
  ×マイホームで家族が幸せになれる?
  ×いいキッチンにすると料理が上手になる?
  ×子供の独立心を養うためには個室が必要?
  ×新しい家は暖かい/涼しい?
 目にみえないところにはリスクがある
 木造住宅は耐久性に優れている

あとがき ー 「やっぱり、松岡さんに全部まかせて、良かった!!」


トップページ≫